大日本帝国憲法下の最高裁に当たるのは「大審院」。今の最高裁は、大審院の残骸か?必ずしもそうとはいえない。 民事訴訟法の最高権威 林屋礼二氏ですら明らかにしなかったので、一般には分かりにくいが、明治22年から昭和20年までの民事訴訟のほぼすべてを調べた限り大審院は、上告審民事判決で、上告人の箇条書きの上告理由に全判決一つ一つ実質的理由をきちっと述べている
きちっと理由を述べれば、それが屁理屈か否か分かるからごまかしがきかない。 したがって大審院の破棄率は、現最高裁の5倍から10倍もある

最高裁のように実質的理由を言わない「三行判決」や「三行決定」を乱発するようなことはしていない

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